TBS系日曜劇場「リブート」の魅力は「先が読めない」こと
当初、多くの人が奇想天外な設定に驚いたはずだ。日曜劇場「リブート」(TBS系)である。
パティシエの早瀬陸(松山ケンイチ)は、妻・夏海(山口紗弥加)の白骨死体が見つかったことで殺人容疑をかけられ、逃走する。さらに彼を助けると言っていた刑事の儀堂歩(鈴木亮平)も命を奪われてしまった。
夏海の元同僚・幸後一香(戸田恵梨香)に導かれ、儀堂に成り代わるリブート(=再起動)を決意する陸。家族を守り、真相を探るためだった。
ここからは怒涛の展開が続いている。夏海も関わっていたという闇資金のロンダリング。それを足場に裏社会で力を誇る合六(北村有起哉)。その組織に潜入捜査を続けていた儀堂も実は悪徳刑事だった。陸は混乱するばかりだが、儀堂として生き残るしかない。
注目すべきは、物語を動かしているのが一香だということだ。難病の妹を救うためなら何でもするという一香。ことの真相をどこまで知っているのか、今も不明だ。“リブート儀堂”となった陸は彼女と手を組んだが、果たして本当に信じていい相手なのか。今後も一香からは目が離せない。
最新話のラストでは、儀堂が生きていることを示唆する場面があった。脚本は、「TOKYO MER-走る緊急救命室-」などの黒岩勉が手がけるオリジナル。「先が読めない」こと自体がこのドラマの大きな魅力だ。




















