堂本剛の相手役でも“深キョン”が愛されたワケは…

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 で、堂本剛の「to Heart」。剛が演じたのは花屋でアルバイトをしながらプロボクサーを目指すという、少女漫画の主人公のような、恥ずかしいほどの胸キュン仕様。当時16歳の深田恭子は実年齢より2歳上の設定で、デパート屋上のクレープ屋さんのアルバイト店員。深キョンはレンタルビデオショップで出会った剛に恋するが、剛には意中の人がいて……という片思いの連鎖で話が進んでいく。

 タイトルにある「恋して死にたい」は、第1話冒頭で深キョンが口にした「どうせ死ぬなら、」に続くセリフだ。そう、1999年7の月だから。

 時のスーパーアイドル主演のラブストーリーの相手役となれば、70年、80年代ならカミソリを仕込んだファンレターが届きそうなものだけど、深キョンはそうはならなかった。なぜなら、前年の「神様、もう少しだけ」でエイズになってしまった女子高生を演じて、女性視聴者をしっかり味方につけていたからだ。このドラマでも、恋する女の子の気持ちを代弁するように一生懸命さを熱演し、反感どころか応援されていた。ああ、あの浮世離れした深キョンに「愛はパワーだよっ((ハート))」なんてまっすぐに言われてみたい。言われたら引くけど。て、言われるはずもないけど。

 さて、剛が深キョンから猛アタックされていた前日、光一のほうは仲間由紀恵(当時19)と瀬戸朝香(同22)に翻弄されていた。光一ファンはこの2人にヤキモキしていたらしい。 

(テレビコラムニスト・亀井徳明)

【連載】あの頃、テレビドラマは熱かった

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