サッカーW杯と戦った伝説ドラマは「日本版ツイン・ピークス」?

公開日: 更新日:

 この頃までが最盛期で、第7シーズン以降は20%割れをしていく。演者もヘビー視聴者も高齢化していくから当然っちゃ当然だし、“永遠”なんてあるはずもないし。

 当時、僕は「渡鬼」を「日本版ツイン・ピークス」と評していた。90年代初期に流行したデビッド・リンチ監督のクセつよサスペンス。理由が「やたらアクの強い登場人物が複雑に絡み合って、話がちっとも前に進まない」という一点のみだったから、誰も賛同してくれなかったけど。

 1週見逃すととんでもないことになっていたり、それでも相変わらずの部分もあってちょっと安心するのも共通点。でも、ちゃんとその世界は視聴者とともに動いているのが「渡鬼」の最大の魅力だ。

 第6シーズンにはちょうどW杯の6月、当時16歳の上戸彩も出演している。そしてえなりかずき(写真)の“眞”は受験生。当時でも「あー、大きくなったなあ」なんて思ってたのに、今は大きくなったのを通り越してもう41歳だ。そりゃこっちも年を取るわけで。

 この年に連ドラとして始まった「相棒」の右京と亀山だって年を取っているし、ベッカムのソフトモヒカンは、今や“おっさんの無難な髪形”だ。

 ちなみに「こんとんじょのいこ」と言えば、誰でも、えなりの「簡単じゃないか」のモノマネができるって「トリビアの泉」でやってたなあ。

 あっ、今やってみたでしょ?

(テレビコラムニスト・亀井徳明)

【連載】あの頃、テレビドラマは熱かった

最新の芸能記事

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    サヘル・ローズさん「憲法9条がある日本は世界に平和を訴える独自の役割がある」

  2. 2

    『スマスロ ミリオンゴッド』が4月に登場 史上最高の射幸性を誇った初代『ミリオンゴッド』の伝説

  3. 3

    高市外交を「日本の恥」だと批判続出! 夕食会で踊り狂う写真をホワイトハウスが“さらし上げ”

  4. 4

    横浜銀蝿Johnnyさん「キャロル『ファンキー・モンキー・ベイビー』のイントロと革ジャンを着て歌う姿にシビれた!」

  5. 5

    WBC惨敗は必然だった!井端監督の傲慢姿勢が招いたブルペン崩壊【総集編】

  1. 6

    元タカラジェンヌは人材の宝庫か? 礼真琴は「新しい地図」入りして原発ドラマで活躍

  2. 7

    侍J投手コーチに飛び交う悪評「データを扱えない」 “構造的欠陥”も相まり大いなる不安

  3. 8

    パチスロファンからは辛辣な声も多数…『スマスロ 北斗の拳 転生の章2』は本当に“期待外れ”だったのか

  4. 9

    高市首相初訪米での英語挨拶にトランプ大統領「通訳使え」…案の定SNSで蒸し返された“経歴疑惑”

  5. 10

    退社続くフジ女子アナの心理…先輩たちの活躍を見れば、長くしがみつく必要はないと考えて当然