泉ピン子が終活をやめたワケ「渡る世間は(水原)一平ばかり!」スペシャルインタビュー

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 エッセイ「終活やーめた。」(講談社)を出版し話題になっている泉ピン子(77)。出版記念会見では相変わらずのピン子節炸裂でネットニュースを席巻。終活宣言をしたら、財産を狙う人たちが群がるという時代の歪みから、結婚生活まで泉ピン子という生き方の極意を聞いた。

 ──終活と聞いて、他人の財産に群がるやからの多さに終活をやめたのだそう。

「終活宣言したら、エルメスのバッグください、それで自分の借金返します、って言う手紙がたくさん来たのよ。『くれるまで手紙を出し続けます』ってしつこくて。だから終活やめたの。ひと様が汗水たらして働いたお金で買ったものをなんで見ず知らずの人にあげないとならないのよ!」

 ──人生で一番のピンチは?

「やっぱり数億円の借金ね。52歳のとき、事務所を辞めるって言ったら、事務所の社長が私名義でローン組んでたことがわかって。当時は本人確認なしでハンコさえあれば借金できちゃったのよ。渡る世間は(水原)一平ばかり!」

 ──大借金を負い、周囲からは破産をすすめられたそうだが。

「返さなかったら泉ピン子も終わり、そのくらいのカネでへこたれてたまるか、って、次に進むために返した。でもね、返してやる! って言ったらピンチが変わるのよ。そしたら『ぴったんこカン・カン』が始まった。番組のコーナーでバスガイドやろうって考えて、あの時、制作の人がね『つまらない』って言ったのよ、全部アタシが考えたの。返せ、カネ!(笑)。パリのオペラ座の前で歌ったり、借金が活力になった。そういうときにツキってついてくるんじゃないかな」

 ──41歳の晩婚、ご主人は現役医師だそう。

「この前ね、毎回ドタキャンする患者さんに、『ウチは小さい病院ですので、来て下さらなくて結構です。大きな病院がお似合いになられますから、そちらに行ってください』って言ったんですって。だってその時間で1人救えたかもしれないでしょう。ゴマすらないで、相手に面と向かって言うところは似てるかしら。でも、アタシが風邪ひいたって言っても、あったかいもの食べて寝れば、って言うんだから医者なんか何の役にも立たない、近くの医者より遠くの薬局ね」

 ──高齢になると体の不調も出てくるが。

「病気ってなった人しかわからないからね。『ドクターX』の撮影中、私は慢性膵炎で、西田さんは座りっぱなし……“失敗しない”どこがよ!(笑)。とにかく、思い詰めると呼び込むから、ならないって思うこと。自分の気持ちひとつよ」

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