「断定したってしょうがない」 「webムー」編集長が語る「陰謀論がはびこりがちな世界」でバランスを保つ秘訣

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「扱いそうなのに扱っていないね」と何度も言われた「コロナ陰謀論」

 その結果として、ムーではコロナ陰謀論を取り上げることは、ついぞなかったという。

「この姿勢に対しては『いかにも扱いそうなのに扱っていないね』と何度も言われました。あと、最近ですと『エプスタイン問題』ですね(笑)。どうやら、世間の方が抱くムーへのパブリックイメージと実際の内容には相当大きな隔たりがあるようです。ウェブ上の情報はどんな媒体が出していてもその情報は等価なうえ、その情報をさらにネットユーザーが編集してSNSで発信できてしまう状況ですから、情報の発信元としては常に他者の視点を内在化させ、内容に偏りが出ないよう細心の注意を払っています。なかなかバランスは難しいのですが」

 陰謀論とムーのスタンスの違いがひしひしと伝わってくるが、このスタンスの違いが扱うネタの違いに表れていると考えると実に興味深い。

(取材・文=坂下朋永/日刊ゲンダイ

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