著者のコラム一覧
二田一比古ジャーナリスト

福岡県出身。大学卒業後、「微笑」(祥伝社)の記者に。その後、「Emma」「週刊文春」(ともに文芸春秋)をはじめ、多くの週刊誌、スポーツ新聞で芸能分野を中心に幅広く取材、執筆を続ける。フリー転身後はコメンテーターとしても活躍。

口裂け女、心霊写真…「オカルトネタ」は女性誌でも鉄板

公開日: 更新日:

 地方紙ネタから大きなニュースになることもよくあった。1979年、日本全国を震撼させた「口裂け女」。きっかけは岐阜日日新聞の地元ネタの話だった。

〈大きなマスクで口元を隠した女が学校帰りの小中生に「私、きれい?」と声をかけてくる。「うん、きれい」と答えると、マスクを外す。その口は耳元まで大きく裂けている。恐怖で逃げ出す子どもたちを追いかける女〉

 幸い被害者はいなかったが、奇怪な話に週刊誌が飛びつき、瞬く間に全国に話題は広がった。

 女性誌も続々、取材に参戦。口裂け女の話が独り歩きしていき、「私も見た」という人が各地に現れる。取材合戦は活発化したが、「見た人から聞いた」という間接的な話が大半。話は次第に尾ひれがつき、実態が見えてこない不思議な現象。

 女の人物像も「真っ白なワンピースを着ていて、若くてきれいな人だった」から「年配の女性」という話までさまざま。それでも話をもとにイラストで記事にする。口裂け女のイラストがあふれ、なんとなくイメージだけが読者の頭にインプットされていった。

最新の芸能記事

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    佐藤二朗の地上波ドラマはしばらく厳しいが…橋本愛の事態はもっと深刻

  2. 2

    小池栄子が一番の被害者? 佐藤二朗“ハラスメント騒動”に足引っ張られた「さよならノワール」の評価は上々

  3. 3

    戸郷が離脱、則本メッタ打ちで巨人が緊急補強へ…候補に挙がる「オリックス投手」の名前

  4. 4

    安青錦は「カラダ」より「アタマ」に課題…2ケタ勝利で大関復帰を果たせるか

  5. 5

    『ひよっこ』再放送記念、神回「ビートルズがやって来る」再録

  1. 6

    福山雅治も結婚後は苦戦…亀梨和也も正念場を迎えている

  2. 7

    佐藤二朗騒動の余波!「福田組」の長澤まさみへの“ハラスメント”舞台挨拶の悪ノリ動画が再注目…女性視聴者は嫌悪

  3. 8

    山田涼介が「令和最強アイドル」と評されるワケ…主演ドラマ「一次元の挿し木」は玉森裕太を三歩リード

  4. 9

    高市首相が衆院集中審議に“出たくない”とブー垂れ…身内の自民国対「もう疲れ果てた…」ヘトヘトのお気の毒

  5. 10

    ベタ折れで肝いり法案断念の維新 吉村代表と馬場前代表にミゾで「国会組」vs「大阪組」のバトル勃発