著者のコラム一覧
増田俊也小説家

1965年、愛知県生まれ。小説家。北海道大学中退。中日新聞社時代の2006年「シャトゥーン ヒグマの森」でこのミステリーがすごい!大賞優秀賞を受賞してデビュー。12年「木村政彦はなぜ力道山を殺さなかったのか」で大宅壮一賞と新潮ドキュメント賞をダブル受賞。3月に上梓した「警察官の心臓」(講談社)が発売中。現在、拓殖大学客員教授。

萩本欽一(3)「今のテレビは“生まれてもいないもの”もスポンサーからお金を取る。それ、おかしい」

公開日: 更新日:

増田「バリ取り*──編集用語で活字の世界でもいいますけど、無駄な間の部分──そのバリを取ればいいというもんじゃないんですね」

※バリ取り(ばりとり):本来は金属・樹脂・木材などを加工した際に切断面や穴の縁に残るバリ(不要な突起やささくれ)を取り除く作業を指す。転じて映像編集や音声編集での無駄な部分を削っていく作業をいう。

萩本「そうそう」

増田「今のテレビというのはいろんな人をたくさん出して、みんなしゃべらせてバリを取って凝縮して番組ができちゃうと」

萩本「そうなんです。それがだめよ、もう」

増田「最近、YouTubeでコント55号を見直したんですよ。いま見てみると面白いのは何かというと、やっぱり“間”が面白いんですよね」

萩本「そうですよ」

増田「萩本さんのアドリブに坂上二郎さんが『うっ』ってなって考えたり、逆に萩本さんが『ええっと、あのね』と考えたり、そうその〝間〟のときに見てる方も何を言おうかって考えちゃう。何て言うんだろうって」

■関連キーワード

最新の芸能記事

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    松重豊がついに引退を示唆し2代目探しに言及…「孤独のグルメ」井之頭五郎を継ぐ有力候補者の実名続々!

  2. 2

    “激ヤバ”高市チルドレン門寛子議員が大炎上! 国会前ペンライトデモを「ごっこ遊び」と揶揄・嘲笑

  3. 3

    “幼稚さ”露呈した佐々木朗希「報奨金事件」…ド軍日本人スタッフ2名が「7000万円超」もらえず?

  4. 4

    「考える野球」に混乱と苛立ちが続く中、涙が出そうになった野村監督の声かけ

  5. 5

    やはり万博EVバスは現場でも悪評ふんぷんの“いわく付き”だった…販売元が負債57億円で再生法申請

  1. 6

    NHKドラマ10「魯山人のかまど」は早くも名作の予感! 藤竜也は御年84歳、枯れてなお色香漂う名演技

  2. 7

    2度目の離婚に踏み切った吉川ひなの壮絶半生…最初の夫IZAMとは"ままごと婚"と揶揄され「宗教2世」も告白

  3. 8

    巨人・坂本勇人「二軍落ち」のXデー…代打もムリで「そのまま引退」にも現実味

  4. 9

    赤沢経産相“ナフサ不安”の呆れた責任逃れ シンナー不足「目詰まり」「解消済み」に塗装業界は不信感

  5. 10

    楽天は“格安”、12球団監督の年俸はこうして決まる…出来高、日米待遇格差まで丸っと解説