『SHOGUN 将軍』シーズン2撮影中の榎木孝明さん「世界的な時代劇映画のプロデュースに関わりたい」

公開日: 更新日:

オーディションはアメリカ方式がいい

 さらに、海外のシステムを取り入れていきたいと思います。例えばオーディション方式。アメリカだと、どんなに有名な俳優でも関係なく、その役に合うかどうかをオーディションする。

 僕も「この役者ならこの役が生きる」というオーディション方式が理想。日本もそのシステムが定着できたら変わっていくかもしれないと思います。

 それからもうひとつ、時代劇には大切なことがあるんです。所作、殺陣、そして馬を乗りこなせること。今はそういう稽古の場がなくなっているので、訓練の場をつくれたらいいなと思っています。そういう場があれば、現場で指南されずに撮影にのぞめますからね。

 実はこのことに関しては、それぞれ一流の先生方にお願いしていますので、いつの日か形にしたいです。そして結果的に僕の理想の時代劇に生かされるようになればいいかなと。そのために学べる場をつくれたらいいなと考えています。

■役者より長い水彩画。47都道府県で個展開催、いつか海外でも

 時代劇の他に続けたいことは絵かな。水彩画を描いていますが、役者より絵の方が長いくらいなんです。若い頃、外国に行くと、必ずその国の風景を描いていました。

 とくにインド、ヒマラヤに多く行きましたね。外国で絵を描いていると、日本人である前に地球人であるという感覚を持てるんです。僕にとってはとても大事な時間。

 個展は国内ですと47都道府県すべてでやらせていただきましたが、外国では一度もないので、こちらもいつかは開催してみたいですね。

 写真にあるのは僕の絵などを展示しているギャラリーです。いろんな国を回って描いた僕の絵を、ぜひ一度見てください。

(聞き手=松野大介)

▽榎木孝明(えのき・たかあき)1956年1月、鹿児島県出身。78年から俳優活動。浅見光彦シリーズや時代劇で活躍。NHK大河ドラマ「豊臣兄弟!」に出演。代々木上原のギャラリー・クオーレで絵の展示販売中。詳しくはHPまで。

【連載】死ぬまでにやりたいこれだけのこと

最新の芸能記事

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    日本ハムは「自前球場」で過去最高益!潤沢資金で球界ワーストの“渋チン球団”から大変貌

  2. 2

    新庄監督にガッカリ…敗戦後の「看過できない発言」に、日本ハム低迷の一因がわかる気がした

  3. 3

    高市首相が天皇皇后のお望みに背を向けてまで「愛子天皇待望論」に反対する内情

  4. 4

    和久田麻由子アナがかわいそう…元NHKエースアナを次々使い潰す日テレの困った“体質”

  5. 5

    細木数子と闘った作家・溝口敦氏は『地獄に墜ちるわよ』をどう見たか? “女ヤクザ”の手口と正体

  1. 6

    佐々木朗希vsシーハン 「マイナー落ち」めぐるドジャース崖っぷち2投手がちんこ勝負

  2. 7

    あの細木数子をメロメロにさせて手玉に…キックボクサー魔裟斗のシタタカさ

  3. 8

    大和証券グループ「オリックス銀行を3700億円で買収」の皮算用

  4. 9

    「浜崎あゆみの父が見つかった?」と一部で話題に 本人がかつてラジオで明かしていた「両親の離婚」

  5. 10

    “幼稚さ”露呈した佐々木朗希「報奨金事件」…ド軍日本人スタッフ2名が「7000万円超」もらえず?