著者のコラム一覧
桧山珠美コラムニスト

大阪府大阪市生まれ。出版社、編集プロダクションを経て、フリーライターに。現在はTVコラムニストとして、ラジオ・テレビを中心としたコラムを執筆。放送批評誌「GALAC」に「今月のダラクシー賞」を長期連載中。

NHK朝ドラ「風、薫る」は暗いと不評だが…コメディー寄りに振り切ったらもっと面白くなる

公開日: 更新日:

■意外な出演者が多くしかも多士済々

 最近、出番が少なくて残念なのが大山捨松役の多部未華子。ぎこちない日本語とネーティブ級の英語発音とのギャップが実にチャーミングで、多部の登場でドラマが一気に華やいだ。そしてそれを引き継いでいるのが伯爵夫人・千佳子を演じる仲間由紀恵。気難しい千佳子の担当を任されたりんが、かたくなな彼女の心をどう開いていくのかが今週は見どころだった。

 入院患者役としてサプライズゲストの登場にも密かに期待している。直美が担当する患者・丸山忠蔵(若林時英)のモデルは新宿中村屋の創業者だそうだ。今後の物語への関わりも気になる。

 勝海舟役の片岡鶴太郎はまだ数回しか登場していないが、さすがにただのモブキャラということはないはず。

 ナレーターも兼ねる研ナオコ演じる占い師・真風も強烈。平成ギャル顔負けのメークは、もはやこの世のものとは思えないインパクト。彼女を見ていると「風、薫る」は実はかなりコメディー寄りなのではと思えてくる。双子コンビのザ・たっちが「どっちが柴田屋かわかるかい?」とネタもやっていた。

 トレインドナースものとはいえ、やっていることは「ナースのお仕事」と大差ないと言ったら怒られるだろうか。ならばいっそ、徹底的にコメディーへ振り切り、ツッコミどころ満載の作品にしてしまうのもアリでは。離れてしまった視聴者を呼び戻せるかも!?

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