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増田俊也小説家

1965年、愛知県生まれ。小説家。北海道大学中退。中日新聞社時代の2006年「シャトゥーン ヒグマの森」でこのミステリーがすごい!大賞優秀賞を受賞してデビュー。12年「木村政彦はなぜ力道山を殺さなかったのか」で大宅壮一賞と新潮ドキュメント賞をダブル受賞。3月に上梓した「警察官の心臓」(講談社)が発売中。現在、拓殖大学客員教授。

萩本欽一〈27〉坂上二郎さんは一番特別な人。あのボケは誰にもできないよ

公開日: 更新日:

「漫才師でもタレントでもなく役者です」

萩本「二郎さんは何にも言わないし、好きなようにやってる。舞台上でね。二郎さんはもうてこずって、必死こいて汗かいてるのがお客さん一番喜ぶと思ってやってた」

増田「いや、相撲だったら、例えば歴代の大相撲で一番強いのが双葉山か大鵬かとか、野球でも金田正一や沢村栄治とかいますし、どの世界でも歴史的な人物がいますけど、笑いコンビで最強だったら、やっぱり55号だと僕は思いますね」

萩本「二郎さんのあのボケは誰にもできないよ」

増田「そうですね」

萩本「あのボケができた最後のコメディアンですよね」

増田「でもコメディアンと感じさせないところがコメディアンなんですよね」

萩本「うん、コメディアンってのはあのね、喜劇役者ってことですからね。喜劇役者ってのはおかしいことを言うじゃないですか。ストーリーをうまく演ずることでおかしいんですから」

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