フジテレビが年越し特番を粗品に託す理由…旧ジャニーズ「カウコン」を超える価値はつくれるか
「22年から23年にかけての『カウコン』は深夜帯にもかかわらず、世帯視聴率13.2%(個人視聴率9.9%)を記録しています。『逃走中』は世帯視聴率3%台、昨年の『新しいカギ』は2%台と厳しい数字でした。同番組には霜降り明星として粗品さんも出演していましたが、今回は年越しを粗品さんの企画力に託した。『ツッコミスター』は、粗品さん自身のYouTubeチャンネルで展開していた企画をテレビ番組化したもので、5月の放送ではコア視聴率で同時間帯1位を記録し、TVerでも好調な結果を残しています。若年層からの支持が厚い点も理由でしょう」(スポーツ紙芸能担当記者)
粗品は、産業能率大学が24年に実施した調査で、大学生が最も好きなお笑い芸人のトップに。26年秋の高校生を対象とした調査でも、好きなタレント・芸人の同率3位に入っている。
一方、「カウコン」は複数の人気グループが一堂に会する豪華さに加え、ファンが毎年決まった時間にテレビの前に集まるという習慣が、高視聴率を支えていたとみられる。
「テレビ局が重視するのは世帯視聴率だけではありません。広告主が関心を寄せる若年層の視聴動向や見逃し配信の再生数、SNSでの拡散力も番組の価値を測る材料となっています。もっとも、今のフジテレビで積極的に挑戦してくれる芸人が、粗品さんくらいしかいない可能性もありますが……。従来の年末特番とは異なる視聴者層を取り込もうとする狙いは見えます。ただし、『ツッコミスター』は一度の放送で話題を集めただけ。毎年見たいと思わせられるかは別問題です」(同前)


















