シリーズ 保阪メモ「昭和史余話」(60)対米交渉を担った陸軍省のラインには対立があった
東條英機と武藤章は陸士の期別では、東條が17期、武藤は25期である。武藤が8歳ほど年齢が下になる。2人が年齢的に正面から対立するほどの立場に立つことはない。従ってその対立は、栄達をめぐる対立ではなく、考え方や路線上の相違からくる肌合いの違い、あるいは軍事観の相違といっても良いで…
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