止まらないサイバー攻撃…高齢者ができる防衛策はただ一つ
「【重要】〇〇〇〇様、あなたの所得税について未納があります。24時間以内に支払わない場合、財産を差し押さえます」
もし、自分のスマートフォンに「本名」が指定されたこんなメールが届いたら、冷静でいられるだろうか。あなた個人をピンポイントで狙い撃ちにする恐怖の時代に突入している。
今週、日本中を揺るがしているのが大阪のIT企業「アルカディア」へのサイバー攻撃だ。同社は全国800以上の自治体が利用する「防災メール」や「高齢者見守りSOSメール」のシステムを裏で引き受けていた。ここから最大約313万件のメールアドレスやシニアの本名、電話番号が流出した恐れがある。
今月はJR東日本やローソンなどでも大規模流出が相次いでおり、「お上や大企業なら安全」というシニア世代のセキュリティー神話は完全に崩壊した。
本当に恐ろしいのはここからだ。抜き取られた「本名」と「連絡先」はすでに闇の名簿業者の手に渡っている。
これらのデータが裏で突合されれば、将来的にオンライン管理している銀行や証券口座を狙った「連続不正ログイン」の波がシニアを襲うリスクが極めて高い。

















