仏オランド大統領 元パートナーが暴露した“寝室の修羅場”
「で、どうなの?」
「で、そのとおりさ」
「そのとおりって その女と寝たってこと?」
「そう」と、腕を枕にして半分横になって、彼は白状した。
「どうやって始まったの? なぜ? いつから?」
「1カ月前」と彼は言った。
私は平静を保っていた。激高したり、怒鳴りもしなかった。ましてや、後で噂がたったように、皿を割って何百万ユーロもの損害を出したなんてことはない。本当のことがだんだん見えてくると、彼は関係はもっと古かったと認めた。1カ月が3カ月になり、6カ月、9カ月になり、とうとう1年になった。
☆
いやはや、ここまで書かれたら形無しだが、興味深いのは、たとえ大統領でも浮気がばれたときの反応は同じだということだ。同書ではオランドが「金持ち嫌い」と言いながら、貧困層を「歯なし」と蔑み、その言葉を面白がっていたことも暴露されている。