本橋信宏
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本橋信宏作家

1956年、埼玉県所沢市生まれ。早稲田大学政治経済学部卒。私小説的手法による庶民史をライフワークとしている。バブル焼け跡派と自称。執筆はノンフィクション・小説・エッセー・評論まで幅広い。“東京の異界シリーズ”第5弾「高田馬場アンダーグラウンド」(駒草出版)発売中。「全裸監督 村西とおる伝」(太田出版)が、山田孝之主演でNetflixから世界190カ国同時配信決定。

GSバンド「4.9.1」をブッキングしたスカウトマンとの邂逅

公開日: 更新日:

「僕が芸能界に一歩近づくようになったのは、ディスコのブッキングをやりはじめてですね」

 我らが巨乳マイスター野田義治が回顧する。

 1960年代後半、新宿・歌舞伎町のディスコ「サンダーバード」支配人となった野田青年は、ステージに登場するバンドや歌手のブッキングをするようになった。

 ブッキング(booking)とは英単語bookの派生語である。bookは「本」以外に動詞として「予約する」「契約する」という意味を持ち、ブッキングは放送業界、航空業界などの業界用語として使われ、現在では一般的に使われている。

 航空便予約で通常よりも多くの客を受け付けてしまい、フライト直前になってキャンセル客を募ることをオーバーブッキングと称する。予約のプロなのに、読み違えてしまう。かようにブッキングというのは簡単なようで難しい。

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