花粉症シーズン本格到来 夜ぐっすりには睡眠対策が肝心

公開日: 更新日:

 周囲に筋肉や脂肪分が少ない脳は外気温の影響を直接受けやすいため、冷たいものをダイレクトに当てれば温度は下がる。あらかじめ冷凍しておいたタオルを、就寝時に枕の上半分にかける。それだけで鼻の通りが悪くても寝つけるようになるという。その際は「耳から下の、首の部分は冷やさない」ように注意する。首には呼吸中枢などの生命維持機能が集まっているので、冷えると脳が覚醒して逆効果になってしまう。

■マスクをつけて寝るのもいい

 就寝時に花粉をなるべく吸い込まないようにするのも重要だ。

睡眠中は、その場所から移動しません。7~8時間も同じ場所の空気を吸い続けるところは寝床しかないといってもいいでしょう。だからこそ、枕まわりの空気をきれいにすることが大切です。花粉アレルギーの症状で眠れない人は、枕カバー、シーツ、布団カバーを小まめに取り換えて洗濯すると改善します。とりわけ枕は、睡眠中にかいた汗を多く吸収していて雑菌も繁殖しやすいので要注意です。いちいち枕カバーを洗濯するのが難しいという人は、枕の上にタオルをかけて、そのタオルを毎日交換するだけでも効果があります」 

■関連キーワード

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    巨人が李承燁コーチ就任を発表も…OBが「チグハグ」とクビを傾げるFA松本剛獲得の矛盾

  2. 2

    農水省ゴリ押し「おこめ券」は完全失速…鈴木農相も「食料品全般に使える」とコメ高騰対策から逸脱の本末転倒

  3. 3

    TBS「ザ・ロイヤルファミリー」はロケ地巡礼も大盛り上がり

  4. 4

    維新の政権しがみつき戦略は破綻確実…定数削減を「改革のセンターピン」とイキった吉村代表ダサすぎる発言後退

  5. 5

    3度目の日本記録更新 マラソン大迫傑は目的と手段が明確で“分かりやすい”から面白い

  1. 6

    国分太一“追放”騒動…日テレが一転して平謝りのウラを読む

  2. 7

    粗品「THE W」での“爆弾発言”が物議…「1秒も面白くなかった」「レベルの低い大会だった」「間違ったお笑い」

  3. 8

    阿部巨人に大激震! 24歳の次世代正捕手候補がトレード直訴の波紋「若い時間がムダになっちゃう」と吐露

  4. 9

    「おまえになんか、値がつかないよ」編成本部長の捨て台詞でFA宣言を決意した

  5. 10

    巨人阿部監督の“育成放棄宣言”に選手とファン絶望…ベテラン偏重、補強優先はもうウンザリ