薬が効かない花粉症を確実に抑えるなら“プラス”がコツ

公開日: 更新日:

Q 花粉症で市販薬を飲んでいるのですが、効き目がイマイチ。薬で止めるのは無理ですか? (40代女性

 花粉症は比較的薬がよく効くと考えています。薬のタイプを知り、症状に合わせて適切に使えば、日常生活に支障が出ないレベルまで症状を抑えられます。

 市販薬のほとんどは抗ヒスタミン剤。商品名は違っても、主たる薬効成分は同じ種類の薬剤です。患者さんの中には、「効かない」と言って抗ヒスタミン剤の種類を取っ換え引っ換えしてしまう人がいますが、あまり意味がありません。

 多少の合う・合わないはあっても、抗ヒスタミン剤であれば、結局はどれを使ってもそう変わらない。それよりも、抗ヒスタミン剤を飲みながら、症状を緩和するための薬をプラスする方が効果的です。

 目のかゆみが強い人は点眼薬を、鼻詰まりがひどい人は点鼻薬をプラスするのです。漢方薬や他の炎症を抑える薬を追加して症状が軽快する場合もあります。

 さらに市販薬が効かないと感じている人は、自分の症状に合っていない使い方になっている可能性が高い。

■関連キーワード

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    阪神・梅野がFA流出危機!チーム内外で波紋呼ぶ起用法…優勝M点灯も“蟻の一穴”になりかねないモチベーション低下

  2. 2

    梅野隆太郎は崖っぷち…阪神顧問・岡田彰布氏が指摘した「坂本誠志郎で捕手一本化」の裏側

  3. 3

    国民民主党「選挙違反疑惑」女性議員“首切り”カウントダウン…玉木代表ようやく「厳正処分」言及

  4. 4

    阪神に「ポスティングで戦力外」の好循環…藤浪晋太郎&青柳晃洋が他球団流出も波風立たず

  5. 5

    本命は今田美桜、小芝風花、芳根京子でも「ウラ本命」「大穴」は…“清純派女優”戦線の意外な未来予想図

  1. 6

    巨人・戸郷翔征は「新妻」が不振の原因だった? FA加入の甲斐拓也と“別れて”から2連勝

  2. 7

    時効だから言うが…巨人は俺への「必ず1、2位で指名する」の“確約”を反故にした

  3. 8

    石破首相続投の“切り札”か…自民森山幹事長の後任に「小泉進次郎」説が急浮上

  4. 9

    今田美桜「あんぱん」44歳遅咲き俳優の“執事系秘書”にキュン続出! “にゃーにゃーイケオジ”退場にはロスの声も…

  5. 10

    参政党のSNS炎上で注目「ジャンボタニシ」の被害拡大中…温暖化で生息域拡大、防除ノウハウない生産者に大打撃