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ハゼやボラが釣れ、コイが泳ぐ<浅草橋>

 浅草橋を渡り神田川に沿って歩くと、プンと磯の香りがした。プーラプラとかすかに揺れる屋形船を眺めているだけで、“遠くに来た気分”。

 柳橋たもとにある「季節の佃煮 小松屋」4代目の秋元治さんが「この辺りは随分変わりました」と話してくれた。

「一時は神田川も汚れていて、潮が引くとメタンガスの臭いがしたもんです。でもその後、浄化作戦が取られ、本当にきれいになりました。今ではハゼやボラが釣れ、コイが泳ぎ、臭いなんてことはまったくありません」

 現在の佃煮屋の建物は創業以来ずっと変わらないまま。秋元さんは釣り船もやっていて、いとこは屋形船。

「屋形船は問屋の旦那衆ら裕福な人が乗るものだったけど、今は大型の船が出来、一般の人も楽しめるようになった。当時の感覚でいうと、3分の1から4分の1くらいの金額で乗れるようになったんじゃないかな」

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