山手線発祥の地? 鉄道と軍隊が育んだ赤羽

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 24時間飲める街「赤羽」。馴染みだという人もいるだろうが、どのような経緯で生まれたのかご存じか。

「実は歴史は浅く、明治時代以降。今の駅西口の丘陵地に陸軍の施設が軒並み建てられたことがきっかけです」(いからしひろき氏)

 江戸時代はのどかな農村。様相が変わり始めたのは、明治5年に、今の桐ケ丘団地に軍の火薬庫が造られてから。同9年には滝野川に火薬製造工場、20年には駅裏の八幡神社あたりに陸軍第一師団工兵第一大隊、24年には今の赤羽台団地に軍服などを作る陸軍被服本廠が造られ、軍都と化していく。

「当時、軍の施設で働いていた人は数万人といわれています。そうした人たちの娯楽や買い物のために、赤羽駅前が栄えていったのです」

 ちなみに赤羽駅は明治18年に開業。当時走っていた品川線(赤羽-品川)は、後に豊島線(池袋-田端)と合わせて「山手線」となった。

 第2次世界大戦中は、軍の施設が多かったため、徹底的に空襲で焼かれた。戦後、焼け野原から立ち上がったのが駅前の「赤羽一番街商店街」。その中の「OK横丁」は、昭和30年ごろから始まったディープな飲み屋街だ。

「そんな歴史を知って飲む酒は、また違った味わい。昼は史跡のハシゴ、夜は居酒屋のハシゴなんていかがでしょう」

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