• facebook  
  • twitter  
  • Facebook Messenger

山手線発祥の地? 鉄道と軍隊が育んだ赤羽

 24時間飲める街「赤羽」。馴染みだという人もいるだろうが、どのような経緯で生まれたのかご存じか。

「実は歴史は浅く、明治時代以降。今の駅西口の丘陵地に陸軍の施設が軒並み建てられたことがきっかけです」(いからしひろき氏)

 江戸時代はのどかな農村。様相が変わり始めたのは、明治5年に、今の桐ケ丘団地に軍の火薬庫が造られてから。同9年には滝野川に火薬製造工場、20年には駅裏の八幡神社あたりに陸軍第一師団工兵第一大隊、24年には今の赤羽台団地に軍服などを作る陸軍被服本廠が造られ、軍都と化していく。

「当時、軍の施設で働いていた人は数万人といわれています。そうした人たちの娯楽や買い物のために、赤羽駅前が栄えていったのです」

 ちなみに赤羽駅は明治18年に開業。当時走っていた品川線(赤羽-品川)は、後に豊島線(池袋-田端)と合わせて「山手線」となった。

 第2次世界大戦中は、軍の施設が多かったため、徹底的に空襲で焼かれた。戦後、焼け野原から立ち上がったのが駅前の「赤羽一番街商店街」。その中の「OK横丁」は、昭和30年ごろから始まったディープな飲み屋街だ。

「そんな歴史を知って飲む酒は、また違った味わい。昼は史跡のハシゴ、夜は居酒屋のハシゴなんていかがでしょう」

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

最新のライフ記事

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    「言論の自由がない」D.スペクターさん東京五輪狂騒に苦言

  2. 2

    「まだ監督じゃない」発言で騒動に…渦中の中畑清氏を直撃

  3. 3

    沖縄県知事選で“黒歴史”隠し 佐喜真候補にもう一つの疑惑

  4. 4

    データ分析室も機能せず…巨人に“天敵投手”続々の真犯人

  5. 5

    ベンチの焦りが選手に伝染 今季巨人のBクラス争いは必然

  6. 6

    小池都知事の沖縄入り 狙いは二階“大幹事長”に媚び売りか

  7. 7

    豊漁が一転、不漁に…サンマは北海道地震を知っていたのか

  8. 8

    ファン心配…築地「吉野家1号店」営業終了で店長はどこへ

  9. 9

    OBも疑心暗鬼 巨人・由伸監督“続投示唆”から急失速のナゾ

  10. 10

    突然の“密室”夕食会…安倍首相はトランプに何を飲まされた

もっと見る