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「麻布十番」があるなら「麻布九番」は?

 麻布十番といえば昔は陸の孤島と呼ばれ、煎り豆屋か、たい焼き屋ぐらいしかなかった(失礼!)が、今はすっかりオシャレな町に様変わり。そんな麻布十番の歩き方は、「ズバリ“九番を探せ!”です」(いからし氏)。

 そもそもなぜ「十番」なのか。

「定説が2つあります。ひとつは今も流れる古川の改修工事を10の工区に分けて行い、その10番目の場所だったからというもの。もうひとつは、やはり川の拡張工事の際、土運びの人足のグループを1番から10番に分け、その10番目のグループの拠点があったからという説です。個人的には“工区十番説″が有力とみています。資料に“将監橋から一之橋まで″と、区間までしっかり伝え残されているからです」

 将監橋は一之橋から東に約1.3キロ離れた所に現存。ここを一番、一之橋を十番として、間を10分割すればおのずと九番の位置は割り出せる。その場所とは……。

「それはぜひ、自分の足で探してみて下さい。ここだ! という場所を見つけ出した時の喜びは格別。その後のビールはうまいですよ」

 麻布十番には、他に300年以上の歴史がある「麻布十番商店街」や、「アメリカ公使館」があった善福寺、「仙台藩伊達家下屋敷」だった韓国大使館の脇には、ゆかりの井戸水でコーヒーを飲ませるカフェなどもあり、歩き甲斐がある。

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