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竹田圭吾氏も直前まで仕事 がん患者が最期まで元気な理由

 ジャーナリスト・竹田圭吾氏(享年51)の死去にびっくりした人もいるだろう。昨年9月、「Mr.サンデー」(フジテレビ)ですい臓がんを公表。その後も同番組への出演を続け、年末の12月27日もコメンテーターを務めた。今月4日にもJ-WAVEの番組に出演したが、10日に不帰の人となった。

 あらためて思うのが、がん患者の体力だ。昔は「がんの最期は七転八倒するほど苦しい」といわれたが、最近はそうでもない。緒形拳さんは死の5日前に、原田芳雄さんは8日前に制作発表に出席した。川島なお美さんも死の約2週間前にシャンパンの発表会見に出席している。がんは苦しい病気ではなくなったのか。医学博士の米山公啓氏に聞いた。

「がんは骨に転移していたり、神経が集中しているみぞおちなどにできている場合に特に激しい痛みを感じます。今から30年前の医学界では、患者に痛み止めのモルヒネを大量に与えるのはよくないという考えで、1日に2回までというケースが多かった。患者は痛みに耐えざるを得なかったのです。それが20年ほど前から『ペインコントロール』の概念が導入され、モルヒネを大量投与しても問題ないとなった。患者はモルヒネやペンタジンといった麻薬系の薬を服用することで苦痛から解放され、しっかり食事ができるため仕事もできるようになったのです」

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