「お前がいないと」で就活生を縛る“ブラックバイト”の罠

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 就活解禁から1カ月。リクルートスーツに身を包んだ学生を目にするが、スタートラインに立てなかったり、出遅れたりする学生もいる。

「“ブラックバイト”で働く学生です。親のリストラや学費の上昇などによって、仕送りが少なく奨学金もないような学生だと、ブラックバイトと知りながらもなかなか辞められません。そんな事情を逆手に取り、飲食や小売りなどの業界では、社員並みのシフトに組み込まれ、ブラックバイトとして買い叩かれる学生がいるのです」

 こう言うのは、ブラック企業アナリストの新田龍氏。「しょせんアルバイトなんだから、辞めればいい」というのは、バブル時代にいい思いをした親たちの考え。目の前の生活に苦しむ学生にとって、背に腹は代えられないのだという。

「関西学生アルバイトユニオン」などは先週22日、ファミリーマートを運営する大阪のフランチャイズ会社と協議し、学生の就活に配慮してシフトを減らすことを認める労働協約を締結。その前には、サンクスで働く埼玉の高校3年のアルバイトが「ブラックバイトユニオン」を通じて、従来の15分単位ではなく、1分単位の賃金支払いを認める労働協約を運営会社と結んでいる。

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