「お前がいないと」で就活生を縛る“ブラックバイト”の罠

公開日: 更新日:

 就活解禁から1カ月。リクルートスーツに身を包んだ学生を目にするが、スタートラインに立てなかったり、出遅れたりする学生もいる。

「“ブラックバイト”で働く学生です。親のリストラや学費の上昇などによって、仕送りが少なく奨学金もないような学生だと、ブラックバイトと知りながらもなかなか辞められません。そんな事情を逆手に取り、飲食や小売りなどの業界では、社員並みのシフトに組み込まれ、ブラックバイトとして買い叩かれる学生がいるのです」

 こう言うのは、ブラック企業アナリストの新田龍氏。「しょせんアルバイトなんだから、辞めればいい」というのは、バブル時代にいい思いをした親たちの考え。目の前の生活に苦しむ学生にとって、背に腹は代えられないのだという。

「関西学生アルバイトユニオン」などは先週22日、ファミリーマートを運営する大阪のフランチャイズ会社と協議し、学生の就活に配慮してシフトを減らすことを認める労働協約を締結。その前には、サンクスで働く埼玉の高校3年のアルバイトが「ブラックバイトユニオン」を通じて、従来の15分単位ではなく、1分単位の賃金支払いを認める労働協約を運営会社と結んでいる。

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

最新のライフ記事

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    反町隆史“女性救護”で男を上げ…木村拓哉とばっちりのナゼ

  2. 2

    もっか打撃三冠なのに…巨人坂本“メジャー興味なし”の理由

  3. 3

    女性救護で男上げた “ヤンチャ”反町隆史が大人になるまで

  4. 4

    社会のダニが結集した日本維新の会はすみやかに解散すべき

  5. 5

    国分太一「ビビット」降板…TOKIOに囁かれる“空中分解説”

  6. 6

    日テレ青木源太アナ “ジャニーズ愛”でフリー転身説急浮上

  7. 7

    霞が関7月人事本格化 金融庁長官続投か否かが“忖度”試金石

  8. 8

    12球団トップの20発 西武山川が語る“どすこい”本塁打理論

  9. 9

    安倍政権“究極の二枚舌”金融庁「公的年金に頼るな」のア然

  10. 10

    理由は子どもだけか 磯野貴理子“2度目離婚”芸能記者の見方

もっと見る

編集部オススメ

  1. {{ $index+1 }}

    {{ pickup.Article.title_short }}

もっと見る