3月に次ぐ多さ 「高1の中退」はなぜ10月に増えるのか?

公開日:  更新日:

 夏休み明けのこの時期は、高校をドロップアウトする生徒が増える。国立教育政策研究所の「公立高等学校の中途退学発生プロセスについての調査研究(中間報告)」によると、高1生の中退者は3月、10月、6月の順に多いという。10月は3月に次いで2番目だが、中学時代に不登校の傾向があった子供は、この時期に中退する確率が高くなるという。

 都内の私立高校に通う1年生女子が言う。

「規則が厳しすぎてつらい。チャイムが鳴り始めるまでに着席していないと、素行不良としてチェックされる。宿題がわからなくてできないのもチェック要素。そうやってチェックを重ねると、留年。私、チェックが多いから先生に嫌われてるんです(笑い)」

 彼女も中学時代は不登校で、なんとか偏差値40ほどの高校に入学したが、中学時代に集団生活になじめなかったこともあり、余計につらさを感じるという。2、3年生は、そういうチェックがなくなるため、学校側が1年生の段階で締め付けを強め、素行の悪い生徒を振り落とそうとする“戦略”にも見える。

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

最新のライフ記事

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    台湾4割スラッガー王柏融めぐり 巨人vs阪神で争奪戦勃発

  2. 2

    悪いのは告発女性? バナナ日村「淫行」同情論への違和感

  3. 3

    突然の引退劇…貴乃花親方“お涙頂戴会見”のウソ八百<上>

  4. 4

    安倍首相が怯える 近畿財務局“森友キーマン”証人尋問Xデー

  5. 5

    ファン心配…築地「吉野家1号店」営業終了で店長はどこへ

  6. 6

    突然の引退劇…貴乃花親方“お涙頂戴会見”のウソ八百<下>

  7. 7

    ネットで知り合った男女の飼い猫が“ウリ二つ”だったワケ

  8. 8

    妻のがん治療のため売却した愛車が…17年後の家族愛の物語

  9. 9

    狙われる関ジャニ∞…錦戸&大倉“ベッド写真”流出の裏事情

  10. 10

    34万「いいね!」 配達員が92歳女性に示した小さな親切

もっと見る