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実は増えていた訪日中国人 “爆買い”にも復活の兆しか

 三越伊勢丹HDの大西洋社長が任期途中の今月いっぱいで退任する。原因の一つといわれるのが、昨年1月に銀座三越8階にオープンした空港型免税店「Japan Duty Free GINZA」の失敗だ。観光バスで乗り付けて爆買いする中国人客を見込んでいたものの、利便性や品ぞろえで、大陸から乗り込んでくる人たちのニーズに応えられなかった。銀座店の8階は「客よりも店員が多い」と揶揄されるほどの惨状なのである。

 もっとも、苦しいのは三越伊勢丹だけではない。全国の百貨店の売上高は、今年1月で11カ月連続のマイナスとなった。中国が海外から商品を持ち込む際の関税を強化したことに加え、消費が家電製品などの「モノ」から観光や外食の「コト」にシフトしたことも、爆買いにピリオドを打ったとされる。

 ただ、「現状は悲観しすぎ。足元は明るくなってきた」と言うのは、瀬川投資研究所代表の瀬川剛氏。爆買いが息をひそめたのは確かだが、訪日中国人の数は驚異的に伸びているからだ。

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