布川事件の桜井昌司さん 出所後は家建てようと土木仕事に

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 平成は、足利事件(2010年)、布川事件(2011年)など戦後の大事件で有罪とされた人が再審で無罪が確定するなど、「冤罪事件」にスポットが当たった時代となった。彼らの人生と友情を追った映画「獄友」も先月公開された。主役のひとりが布川事件の桜井昌司さん(71)だ。強盗殺人の容疑で逮捕されたが、2011年に再審で無罪が確定した。

 桜井さんは、リュックにICレコーダーを入れている。「警察官に会った時にパッと出せるでしょう」と笑うが、無罪を叫び続けた29年はあまりに長い。

 1967年、強盗殺人の疑いで逮捕(当時20歳)され、無期懲役刑が確定。1996年に仮釈放された時には、49歳になっていた。

「千葉刑務所から高速に乗って浦和に移動したんですが、外に出た瞬間、空気がキラキラしていた。なんて輝いているんだろうって。それも数時間で冷めてしまったけれどね。最初に向かったのは両親の墓。泣きましたよ。会いたかった。再審で無罪になったことも一緒に喜んでほしかった。悔やまれます」

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