佐々木俊尚さん<1>肺炎でも休めなかった毎日新聞記者時代

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 毎日新聞の記者を12年務め、アスキーで編集者として活躍後に独立。現在は電通総研のフェローやTOKYO FM「タイムライン」のMCも務める作家・ジャーナリストの佐々木俊尚さん(56)。3月には「広く弱くつながって生きる」(幻冬舎)を上梓した。会社員時代とフリーでは、生き方も変わったという。

 ◇  ◇  ◇

 1988年に入社した毎日新聞で最初に配属されたのは岐阜支局でした。新聞社は1つの部署が少人数で、岐阜支局は6人。人間関係は濃密で、徒弟制度的な世界でしたね。

 たとえば、新人のころ、春の選抜高校野球大会を担当したんですが、大会が終わって岐阜に戻ったときにかなり具合が悪くなり、病院に行ったら肺炎と診断されたんです。そのことを支局長に言うと「おまえ、そうやって俺を脅すつもりか!」と怒鳴られて、結局休みをもらえなかった。当時は、そんなことも日常茶飯事でしたね。心を病む記者はとても多かった。退職したり、第一線の記者としてやれないと内勤に行ったりするケースも珍しくなかったですね。

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