大隅潔さん<1>東京五輪候補生としてで明治大学に入学

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 日馬富士の暴行事件の一件以降、最近は土俵の女人禁制騒動もあって、テレビでこの人の顔を見ない日はない。元スポーツニッポン新聞社の記者で、現在は東京相撲記者クラブ会友として活躍する大隅潔さんだ。

 地元の天竜川で泳いでいた少年が1964年の東京オリンピック日本代表(200メートル背泳ぎ)になる。

「浜松商業高校時代は、身長174センチで体重67キロ。ゴボウみたいに細い体で、インターハイや国体に出ても上位8人の決勝にも残れないB級選手。ところが、4年後の東京五輪をにらんで各大学が“枯れ木も山の賑わい”で代表候補生をたくさん受け入れていたため、私みたいな選手でも日本大学、中央大学、立教大学、明治大学から10月ごろに推薦入学の打診が来たのです。伯父が高塚駅の駅長をしていて、高校を出たら国鉄職員になろうと思っていましたが、どうしても東京に行きたくて両親に拝み込んで大学に行かせてもらいました。明治を選んだのは、単純に弱かったから。当時は日大に福島滋雄とか有望選手が多く、どうせレギュラーなんかにはなれっこない。驚いたのは4月になって大学の授業が始まったとき。いざ校舎に向かったら、水泳部の上級生に呼び止められた。『何しに来たんだ。勉強するバカがあるか!』というわけです」

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