台風で関空は水没…成田空港が被災すれば損失額は2000億円

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 太平洋の東部と西部で海面水温が下がり、中央部が上がる現象は「エルニーニョモドキ現象」と呼ばれ、これも猛暑の原因で、目下、成長中。04年の発生時は、台風が過去最高となる10個上陸したが、記録更新は時間の問題というわけだ。

 それが東京を直撃したら、関空の冠水程度では済まない。土木学会は、東京が洪水や高潮に見舞われると、家屋の被害額は64兆円に上ると試算している。国家予算の3分の2だ。

 東京以外も大変で、気象庁発表の「地球温暖化予測情報第9巻」によれば、今世紀末には、気温は全国平均で4・5度上昇。それで豪雨が増えると、洪水や高潮などの被害が急増し、被害額は1年当たり15兆7000億円に膨れ上がる。水浸しの面積は約1000平方キロで、山口県山口市や長野県松本市などの市が丸ごと水没する広さだ。「国土計画を再考しないといけない」(山形氏)状況がひたひたと迫っている。

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