田丸昇
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田丸昇

1950年5月5日、長野県東御市生まれ。元日本将棋連盟理事。中学生で奨励会入りし、佐瀬勇次名誉九段の門下生となる。長髪から「ライオン丸」というニックネームで知られた。16年10月に現役引退。近著に「名棋士の対局に学ぶ 詰め&必死」(創元社)がある。

18歳の頃…暗夜の歌舞伎町でみた「国際反戦デー」のデモ

公開日: 更新日:

 1969(昭和44)年4月。奨励会(棋士養成機関)の三段だった私(当時18)は、「新宿将棋クラブ」の受付の仕事を、同期の奨励会員と一緒に手伝うことになった。

 その将棋クラブは、西武新宿駅とコマ劇場に程近い5階建てビルの3階にあった。会社の将棋部などから得る指導料しか収入がない私としては、屋上のプレハブ小屋に無料で住めるのは魅力的な待遇だった。

 10代の私は、日本一の繁華街である歌舞伎町の喧騒にまごついてばかりいた。お金がないので1台の電熱器だけで自炊し、たまに安い定食屋で食べた。風呂はコマ劇場の横にあった「歌舞伎湯」に入った。

 丸刈りだった私が平日の昼間に街を歩いていると、家出少年に見られたようで、警官に呼び止められ、交番で身元を調べられたこともあった。

 将棋クラブの受付の仕事はすぐに慣れたが、酔っぱらいや目つきの鋭い“バッジ”を着けた人との対応には手を焼いた。

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