黒川祥子
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黒川祥子

ノンフィクション作家。1959年、福島県生まれ。家族の問題を中心に執筆活動を行う。著書に「誕生日を知らない女の子 虐待―その後の子どもたち」など。

家族で社会から孤立…8050問題では親子でひきこもることも

公開日: 更新日:

「親の遺体放置 対策急務――子がひきこもり 母子2人暮らし」(読売新聞2019年2月13日付、神奈川県相模原市)

「ひきこもり息子が父の遺体放置疑い、8050問題か」(日刊スポーツ同6月24日付、東京都国立市)

 ここにきて、親の遺体を放置した事件として「8050」「7040」問題が“発見”されることが続いている。

 私が取材した87歳母と52歳娘の2人暮らしのケースも、まさにその一歩手前だった。娘の友人から「見に行ってほしい」と連絡を受けた支援者が目にしたものは、新聞紙が天井までうず高く積み上がるゴミ屋敷で、新聞と使用済みオムツにまみれて横たわる老婆の姿だった。

「大丈夫です」

 老婆はそう言うものの、顔が土気色で命の危険があることは明らかだった。すぐに緊急搬送されたが、娘に聞いたところ、老婆は転んで起きられなくなり、「1カ月もこの状態のままだった」と言う。なぜ、救急車を呼ぶなり、助けを求めるなり、しなかったのか。この間、娘は何をしていたのか。

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