ひきこもり=恥とする根強い文化が8050問題を引き起こす

公開日: 更新日:

 川崎市登戸で無差別殺傷事件が起きてから、1カ月以上が過ぎた。自死した岩崎隆一容疑者(51)は、80代の叔父夫婦と同居し、社会と接点を持たずに生きていた。その4日後の6月1日、東京都練馬区で、元農水事務次官の熊沢英昭被告(76)が、44歳のひきこもりの長男を刺殺。ここに来て一気に、「8050」「7040」問題がクローズアップされることとなった。

 私自身、「50代のひきこもりがいる」とNPO法人の支援者から聞いて衝撃を受けたのは、5年か6年前のことだったと思う。そこから実際に、当事者や家族の取材につながったのは2016年秋、中高年ひきこもりと家族への支援についての会合にオブザーバーとして参加したのがきっかけだった。実態の一端に触れることとなり、人の縁をたどって、当事者につながることができたのだ。

 以降、雑誌などに記事を書いてきたが、その度に、反響の大きさに驚かされた。実名で取材に応じてくれた支援者には、相談の電話が殺到。切実な人がいかに多いかを感じることとなった。

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

最新のライフ記事

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    志村けんさん「芸人運」にかき消された女性運と運命の相手

  2. 2

    志村けんさんの店も…銀座のクラブで“コロナ蔓延”の根拠

  3. 3

    志村さんが最期まで貫いた不詳の弟子・田代被告への“温情”

  4. 4

    藤浪ら感染の“合コン” ゾロゾロ出てきた参加者32人の素性

  5. 5

    隠れコロナか 東京都で「インフル・肺炎死」急増の不気味

  6. 6

    志村けんさん 泥酔記者に愛の一喝「話をちゃんと聞け!」

  7. 7

    深酒にガールズバー…志村けんコロナ感染で濃厚接触者多数

  8. 8

    コロナ対策に高まる期待 結核予防のBCGワクチンは救世主か

  9. 9

    やはり本命の彼女は…櫻井ファンがザワついた衝撃の“逸話”

  10. 10

    ビック3とは一線 志村けんさんが貫いたコメディアン人生

もっと見る