植松三十里さん<2>若いモデルが「霊がいる」と泣き出し…

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 念願の出版社に入社した植松さん。

「入社して最初に『婦人画報ビューティー』編集部に配属になりました。当時の婦人画報社は社員人数が約200人で、廃刊を出さないのがポリシーだったんです。看板の『婦人画報』は、婦人雑誌としては明治時代にできた日本で一番古いもの。なので皇族のファッションを扱っていたりして、とにかくゴージャスだった。そういうバリバリのファッション誌はどうも私の肌には合わなくて、嫌で嫌で仕方なかったんです。ついこの間まで『POPEYE』編集部でアルバイトをしていたので、男性ファッション誌の『MEN’s CLUB』に行きたかった。社長に直訴しましたが、結局行かせてもらえず『mc Sister』に転属になりました」

 10代の女子高生が読むファッション情報が中心の雑誌だ。

「私、知らなかったんですが、ファッション雑誌のまともな編集者って、美術大学のファッション科を卒業しているんですよ。昔、洋服の型紙が付いている雑誌があったでしょ? つまり、ファッション誌の編集者というのは、あの型紙を起こすことができる専門性の高い人たちなんです。私はファッションの専門家ではないですし、ファッションには苦手意識がありました。“専門家にはかなわない。絶対負けちゃう”って」

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