安部龍太郎さん<4>異動先の上司が理解を示してくれて…

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作家の安部龍太郎さん(C)日刊ゲンダイ

 1980年、安部さんは大田区役所勤務4年目に、“念願かなって”下丸子にあった図書館に異動になる。

「異動して一番恵まれたのは、そこに“作家になりたいボクの夢”に理解を示してくれた上司がいたこと。館長の山本さんです。当時、区役所の職員組合が年1回出している文芸誌に、ボクは『…

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