織田信成は1100万円請求 被害者が裁判で勝つ証拠の残し方
関西大学アイススケート部を巡るゴタゴタは、どう転ぶのか。9月9日に監督を辞任した織田信成氏(32)は今月18日、同部の濱田美栄コーチ(60)から受けたモラハラで体調を崩したとして、1100万円の損害賠償を求めて同コーチを提訴しているが、同じようなモラハラはどこでも起こりうるだろう。
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織田氏の主張によると、濱田コーチからの嫌がらせは、監督に就任した2017年4月以前から始まり、陰口や無視のほか、睨みつけられたりしたそうだ。
そんなモラハラによって体調を悪化させ、今年3月下旬から1週間ほど入院。退院後も「理由なき敵意」は続き、5月末を最後にリンクに出向くことができなくなり、監督辞任を決意せざるを得なくなったという。
職場の上下関係を利用して、上位の者が下位の者に精神的、身体的な苦痛を与えることをパワハラと呼ぶ。そのひとつがモラハラだ。今回、立場は監督の方がコーチより上だが、圧倒的な年齢差と指導者としてのキャリアの違いからパワーバランスは濱田コーチが上だった、というのが織田氏の主張のようだ。