中野長武さん ビールとナンシー関と噂の真相は相性抜群!

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「会社員時代は四谷界隈でよく飲みましたが、今はほとんど外では飲みません」

 そう語る中野長武さん(44)。「交通誘導員ヨレヨレ日記」「派遣添乗員ヘトヘト日記」「マンション管理員オロオロ日記」など、高齢者の奮闘と悲哀をつづった一連のシリーズ本がベストセラーになった三五館シンシャの代表取締役だ。三五館で17年半、編集者として活動し、その間、藤田紘一郎著「脳はバカ、腸はかしこい」、ノバク・ジョコビッチ著「ジョコビッチの生まれ変わる食事」、船瀬俊介著「やってみました! 1日1食」ほか多くの話題本を手がけた。三五館の倒産後、現在の会社を設立した。

「お世話になった会社への感謝の気持ちを込めて、社名だけいただきました」というように、事業を引き継いだわけではなく、一からのスタート。「著者開拓、編集作業、印刷所の手配、経理はもちろん、一切の仕事は自分ひとりでやっています」と笑う。それというのも、サラリーマン時代の経験から「他人の上に立つのも、他人の下で働くのもストレスが多くて面倒。ひとりで働いて年間6冊程度刊行していければ」がその理由。

 さぞや、激務かと思いきや「朝10時から働いて、夕方は遅くとも6時に仕事は切り上げる。編集者にありがちな徹夜はやりません」。

 自宅からバイクで15分のひとりオフィスで集中して業務をこなす日々だ。

「仕事に関係した本、資料は昼間、オフィスで読み、自宅には持ち込まない」だけに、「読むツマミ」は、もっぱら「リラックスして楽しめる本」がほとんど。真っ先に挙げてくれたのはナンシー関著「何が何だか」「何をかいわんや」「何を根拠に」をはじめとする痛快エッセー。

「若いころは痛飲、暴飲してちょっと相手に対して攻めの姿勢になってしまっていました。そんな飲み方は卒業。ビールをチビリチビリ飲みながら」ソファでページをめくる。「ビールでリラックスして、本につづられているエピソードから当時のこと、当時の自分を思い出すのが楽しい。過去を反芻していると、新しい発見もある」とも。

「最近、物置を整理していたら『噂の真相』のバックナンバーが出てきたんです。大好きで高校時代からずっと買っていたんです」とうれしそうに笑う。

「芸能人が浮気をしたとか、政治家が若いころに売春防止法で捕まったとか、忘れていた事件を思い出して、楽しんでいます。そんなリラックス時間には、強い酒よりもビールが合う」

 ほかには池田清彦著「正しく生きるとはどういうことか」も挙げてくれた。

「私にとって、チビリチビリ飲むビールと古い本の相性は抜群」とニッコリ。

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