金子恭之総務相は風貌のまま地味で朴訥 ただし生真面目で仕事は細かい
「生真面目な性格も、質素な生活も、秘書の頃から少しも変わらない。飛行機はエコノミーだし、VIP扱いを嫌がる。慎重な性格で石橋を叩いて渡らない。地元の人が陳情のために上京すると、一緒に役所を回って、一緒に頭を下げている。いまでも“政治の師”と仰ぐ亡くなった園田博之さんに感謝しているのでしょう。大臣就任を打診された時、わざわざ園田さんから譲られたボロボロのネクタイをしていた。ただ、仕事は細かいよ。役所は大変かもね」
■SNS
風貌からは想像がつかないが、意外にもSNS通。ツイッターを頻繁に更新している。
■甘利グループ
自民党幹事長を辞任した甘利明が主宰する派閥横断の政策集団「さいこう日本」に参加している。
初当選直後の2000年、熊本県川辺川ダム事業をめぐり、関連業者が山崎拓幹事長(当時)へ約1000万円を献金し、ほぼ全額が山崎の資金管理団体を通じて金子へ流れていたことが判明し、“迂回献金だ”と問題になった。批判されたことがよほど懲りたのか、その後、ちょっとでも危険な人物や危険なカネから極端に距離を置いているようだ。