著者のコラム一覧
畠山理仁フリーランスライター

1973年、愛知県生まれ。各地の選挙現場を訪れ、面白さを伝える「選挙漫遊」の提唱者。著書「黙殺 報じられない“無頼系独立候補”たちの戦い」で第15回開高健ノンフィクション賞。「コロナ時代の選挙漫遊記」など著書多数。Xアカウント @hatakezo

参政党が謎の「おはよう。」Tシャツに込めた意外な意図

公開日: 更新日:

 今回の参院選で新たな国政政党が誕生した。国政選挙初挑戦ながら、比例代表で176万8385票を獲得。神谷宗幣事務局長を国会に送り込んだ参政党だ。選挙期間中、全国各地で背中に「おはよう。」と書かれたオレンジ色のTシャツを着た“謎の群衆”を目にした人も多かったのではないか。赤尾由美共同代表に「おはよう。」の意味を聞いたところ、こんな答えが返ってきた。

「さまざまな情報に触れたら、『日本ってこんなに世界の食い物になっていたの?』『独立していると思っていたら、していなかったの?』とわかる。そこに気づいた人には『おはようございます。ようこそ、こちらの世界へ』と言っています(笑)」

 2020年4月に結党された参政党の政策は、いわゆる「保守」とみられている。全国比例に立候補した5人のボードメンバーは、ネットでの言論活動を中心に行ってきた。

 党のウェブサイトで「3つの重点政策」として掲げているのは「子供の教育」「食と健康、環境保全」「国のまもり」だ。特に教育については「国や地域、伝統を大切に思える自尊史観の教育」と保守色が強い。

■関連キーワード

最新のライフ記事

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    高画質は必要ない? 民放各社が撤退検討と報じられた「BS4K」はなぜ失敗したのですか?

  2. 2

    「二股不倫」永野芽郁の“第3の男”か? 坂口健太郎の業界評…さらに「別の男」が出てくる可能性は

  3. 3

    気温50度の灼熱キャンプなのに「寒い」…中村武志さんは「死ぬかもしれん」と言った 

  4. 4

    U18日本代表がパナマ撃破で決勝進出!やっぱり横浜高はスゴかった

  5. 5

    坂口健太郎に永野芽郁との「過去の交際」発覚…“好感度俳優”イメージダウン避けられず

  1. 6

    大手家電量販店の創業家がトップに君臨する功罪…ビック、ノジマに続きヨドバシも下請法違反

  2. 7

    板野友美からますます遠ざかる“野球選手の良妻”イメージ…豪華自宅とセレブ妻ぶり猛烈アピール

  3. 8

    日本ハム・レイエスはどれだけ打っても「メジャー復帰絶望」のワケ

  4. 9

    広陵暴力問題の闇…名門大学の推薦取り消し相次ぎ、中井監督の母校・大商大が「落ち穂拾い」

  5. 10

    自民党総裁選の“本命”小泉進次郎氏に「不出馬説」が流れた背景