沖縄、山口、広島にまん延防止措置適用へ…小池都知事は「考えていない」
政府は、新型コロナ感染が沖縄県で急拡大していることを踏まえ、新型インフルエンザ対策特別措置法に基づく「まん延防止等重点措置」を同県に適用する方針を固め、7日にも政府対策本部で決める。
米軍岩国基地を抱える山口県でも感染者数が急増しており、まん延防止措置の適用を要請する方針を固めた。対象地域は岩国市と和木町とし、6日に正式決定する。
沖縄、山口両県とも、期間は9日から31日までを想定している。
山口県に隣接し感染者数が急増している広島県も、適用を要請する検討に入った。早ければ6日に判断する。
政府関係者は「山口、広島の感染拡大のスピードが速い」との懸念を示し、この2県でもまん延防止措置を出す方向で調整している。
まん延防止措置と緊急事態宣言は昨年9月末の全面解除以来、出されておらず、適用が決まれば岸田政権で初めて。