北朝鮮ミサイル発射で在日米軍クラスター批判吹っ飛ぶ…岸田政権でも“ジンクス”続く不思議
600人を超えたのは昨年8月28日以来だ。
5日、新たに623人の新型コロナウイルス感染が確認されたと発表した沖縄県。新規感染者は昨年12月20日まで1桁で推移していたが、同月下旬に米軍基地キャンプ・ハンセンで起きたオミクロン株の大規模クラスター(感染者集団)以降、急増した。米軍基地ではそれまで、兵士や家族らに対するコロナの検疫が行われておらず、ほぼスルーの状態で日本に入国し、基地外の繁華街などに自由に出かけていたことが判明。日本政府が米国側に抗議し、先月30日からは米軍関係者の日本入国後24時間以内のPCR検査を始めたものの、すでに在日米軍の各基地で感染報告が相次いでおり、山口県の岩国基地では242人、神奈川県の米海軍横須賀基地でも80人の感染がそれぞれ確認されているという。
このため、沖縄県の玉城デニー知事は会見で、「米軍の陽性者が再び急増したことは感染防止対策と管理体制の不十分さを示すものと言わざるを得ず、激しい怒りを覚える」と怒りをあらわにしていたが、なぜか日本政府は静観したままだからワケが分からない。