著者のコラム一覧
内田正治タクシードライバー

1951年埼玉県生まれ。大学卒業後、家業の日用品、雑貨の卸会社の専務に。しかし、50歳のときに会社は倒産。妻とも離婚。両親を養うためにタクシードライバーに。1日300キロ走行の日々がはじまった。「タクシードライバーぐるぐる日記」(三五館シンシャ)がベストセラーに。

(11)台東区役所で乗せ途中下車3度、料金は3万円近く…「不思議で変なお客」が忘れられない

公開日: 更新日:
20分を経過しても客は現れない…(C)日刊ゲンダイ

「今度のお客は、アブナイ客じゃなきゃいいな」

 タクシードライバーをはじめたころは、手を上げるお客を見つけるたびに「お金になる」という喜びと同時に、そんな不安を覚えていた。私はいたって柔和な人間だ。いや、気が小さいというのが正しいかもしれない。ひと癖もふた癖もありそうなお客… 

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