宮澤博行議員の潔さは評価したい 言い逃ればかりの自民党の中で異色の“性事家”三冠王

公開日: 更新日:

「わたしはコレで会社を辞めました」

 この「禁煙パイポ」のCMが一世を風靡したのは1984年。流行語大賞大衆賞を獲得している。

 会社員の世界は相変わらずだろうが、政治家は年々劣化してきているように思う。女性のパンツを盗んだ過去のあるやから、愛人との二重生活をしているやからがわが物顔で跋扈している。

 コロナ禍なのに銀座のクラブに足しげく通い、離党処分になったやからもいた。つい最近では、国会開会前夜に20代の女性とラブホにしけこんでいたと報じられた、山田太郎文部科学政務官(56)が辞任している。

 そして真打ち登場である。週刊文春(5月2.9日号)で、コロナ禍での“パパ活”や、毎夜、デリヘル嬢を自宅に招き入れての“性の饗宴”を報じられた宮沢博行前防衛副大臣(49)は、“性事家”の三冠王である。

 このご仁、少し前には別の意味で注目の人だった。昨年12月13日、記者団の前で、派閥ぐるみの裏金づくりを自ら暴露したのだ。剣道6段。「私は派閥に残って、派閥を介錯する」と大見えを切った。もののふの魂いまだ消えず。男はこうありたいものだと思わせた。

■関連キーワード

最新のライフ記事

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    「ばけばけ」好演で株を上げた北川景子と“結婚”で失速気味の「ブギウギ」趣里の明暗クッキリ

  2. 2

    西武・今井達也「今オフは何が何でもメジャーへ」…シーズン中からダダ洩れていた本音

  3. 3

    N党・立花孝志容疑者にくすぶる深刻メンタル問題…日頃から不調公言、送検でも異様なハイテンション

  4. 4

    我が専大松戸は来春センバツへ…「入念な準備」が結果的に“横浜撃破”に繋がった

  5. 5

    N党・立花孝志氏に迫る「自己破産」…元兵庫県議への名誉毀損容疑で逮捕送検、巨額の借金で深刻金欠

  1. 6

    高市首相「議員定数削減は困難」の茶番…自維連立の薄汚い思惑が早くも露呈

  2. 7

    高市内閣は早期解散を封印? 高支持率でも“自民離れ”が止まらない!葛飾区議選で7人落選の大打撃

  3. 8

    高市政権の物価高対策はパクリばかりで“オリジナル”ゼロ…今さら「デフレ脱却宣言目指す」のア然

  4. 9

    高市首相は自民党にはハキハキ、共産、れいわには棒読み…相手で態度を変える人間ほど信用できないものはない

  5. 10

    “文春砲”で不倫バレ柳裕也の中日残留に飛び交う憶測…巨人はソフトB有原まで逃しFA戦線いきなり2敗