教団とズブズブ自民党・萩生田光一ついに落選危機…最強刺客“統一教会キラー”が東京24区に参戦

公開日: 更新日:

 次期衆院選はガ然面白くなりそうだ。旧統一教会(現・世界平和統一家庭連合)をめぐる問題追及の急先鋒として知られる立憲民主党有田芳生元参院議員(72)が、東京24区に立候補する見通しだ。八王子市のほぼ全域をカバーするこの選挙区は、自民党萩生田光一前政調会長(61)のお膝元。教団とズブズブの萩生田の首筋はいよいよ寒くなってきた。

  ◇  ◇  ◇

 萩生田氏をめぐっては、旧統一教会との蜜月を裏付ける写真を朝日新聞が特報。2013年の参院選直前、自民党本部の総裁応接室で安倍首相(当時)が教団会長らと面談し、選挙協力を依頼した場に同席していた。「統一教会キラー」との直接対決となれば、くさいモノにフタは通用しなくなる。

「有田さん擁立案は以前から温めていた。もちろん統一教会と萩生田さんの関係を浮き彫りにする戦略だ。春先の情勢調査で両者は横一線だった。相手は当選6回のベテランだが、十分チャンスはあるだろう」(立憲関係者)

 萩生田氏の急所は、教団問題にとどまらない。組織的な裏金づくりに手を染めた安倍派の幹部であり、自身も2728万円もの裏金をためこんでいた。統一教会と裏金のダブルパンチで、公明党がソッポを向いているのも逆風だ。

最新のライフ記事

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    広陵暴力問題の闇…名門大学の推薦取り消し相次ぎ、中井監督の母校・大商大が「落ち穂拾い」

  2. 2

    志村けんさん急逝から5年で豪邸やロールス・ロイスを次々処分も…フジテレビ問題でも際立つ偉大さ

  3. 3

    (4)指揮官が密かに温める虎戦士「クビ切りリスト」…井上広大ら中堅どころ3人、ベテラン2人が対象か

  4. 4

    今なら炎上だけじゃ収まらない…星野監督は正捕手・中村武志さんを日常的にボコボコに

  5. 5

    「高市早苗総裁」爆誕なら自民党は下野の可能性も…“党総裁=首相”とはならないワケ

  1. 6

    志村けんさん急逝から5年、更地になった豪邸の記憶…いしのようことの“逢瀬の日々”

  2. 7

    佐々木朗希いったい何様? ロッテ球団スタッフ3人引き抜きメジャー帯同の波紋

  3. 8

    広陵辞退騒動だけじゃない!「監督が子供を血だらけに」…熱戦の裏で飛び交った“怪文書”

  4. 9

    広陵野球部は“廃部”へ一直線…加害生徒が被害生徒側を名誉棄損で告訴の異常事態

  5. 10

    (3)阪神チーム改革のキモは「脱岡田」にあり…前監督との“暗闘”は就任直後に始まった