大阪万博記念公園に“間違えて”行ってもエエじゃないか! 公式HPで注意喚起も「1日1組はいる」

公開日: 更新日:

「芸術は爆発だ!」で知られる芸術家・岡本太郎の代表作「太陽の塔」が今月16日、国の文化審議会の答申を経て重要文化財に指定されることになった。太陽の塔といえば、1970年大阪万博のシンボル。当時の会場跡地に整備された「万博記念公園」(大阪府吹田市)には、現在開催中の大阪・関西万博の会場と間違えてやって来る人がチラホラいるという。何かと話題の公園を日刊ゲンダイ記者も訪ねた。

  ◇  ◇  ◇

「1日に1人は当園に間違えていらっしゃいますね」──。万博記念公園のスタッフに話を聞くと、そう言って「大半が海外からのお客さんですね」と続けた。

 記念公園が公式ホームページで〈万博記念公園は2025年大阪・関西万博の会場ではございません〉との注意喚起を始めたのは先月30日のこと。さすがに日本人客で間違えるケースはほぼなくなったようだ。

 園内を歩いていた60代の夫婦に話を聞くと「家が近いから、よく散歩しに来る」とのこと。2025大阪万博については「人混みが苦手やし、行かんなあ」と苦笑い。大阪府内在住の20代のカップルも「あえてこっち(記念公園)に来ました。(万博は)人が多そうだし、予約とかが面倒そうだし、今のところ行く予定はないですね」と口を揃えた。

■関連キーワード

最新のライフ記事

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    「時代に挑んだ男」加納典明(25)中学2年で初体験、行為を終えて感じたのは腹立ちと嫌悪だった

  2. 2

    ソフトB近藤健介の原動力は「打倒 新庄日本ハム」…憂き目にあった2022年の“恩返し”に燃える

  3. 3

    ドジャースが欲しがる投手・大谷翔平の「ケツ拭き要員」…リリーフ陣の負担量はメジャー最悪

  4. 4

    “お荷物”佐々木朗希のマイナー落ちはド軍にとっても“好都合”の理由とは?

  5. 5

    参政党が消せない“黒歴史”…党員がコメ農家の敵「ジャンボタニシ」拡散、農水省に一喝された過去

  1. 6

    遠野なぎこさんを追い詰めたSNSと芸能界、そして社会の冷酷無比な仕打ち…悲惨な“窮状証言”が続々

  2. 7

    巨人・田中将大「巨大不良債権化」という現実…阿部監督の“ちぐはぐ指令”に二軍首脳陣から大ヒンシュク

  3. 8

    藤浪晋太郎に日本復帰報道も、古巣阪神出戻りは「望み薄」…そして急浮上する“まさか”の球団

  4. 9

    巨人・田中将大を復活させる「使い方」…先発ローテの6番目、若手と併用なんてもってのほか

  5. 10

    自民・鶴保失言「運のいいことに地震」で苦戦の二階ジュニアに赤信号…参院選“仁義なき紀州戦争”決着か