愛犬の手術後にできものが…生体吸収糸がアレルギーを起こすケースも

公開日: 更新日:

 先日、かかりつけの方がオスのラブラドールレトリバーを連れてこられました。右足の肉球の外側のできものを気にして舐めていたようで、その周りが皮膚炎を起こして腫れています。一般に薬の内服で炎症は治まりますが、このワンちゃんは盲導犬を目指していて将来、その訓練に支障をきたすとよくないため、できものを手術で切除することになりました。

 できものは、組織球腫という良性の腫瘤。良性ですから悪くはありませんが、場所によっては歩きにくくなったり、気にして舐めたり。今回は後者で将来のことを考えての手術です。

 皮膚を残して腫瘤を丸ごと切除すると、空洞ができるため、そこを生体吸収性の糸で埋め、密着させてから、非吸収糸で皮膚を縫合。1週間後に抜糸する予定でした。ところが抜糸を待っているときに、傷口が開いてしまいました。麻酔をかけて再度縫合し、抜糸を延期しましたが、手術したところがジュクジュクとして炎症液が漏れ、内部の肉芽組織が隆起してきたのです。

 肉芽組織とは、外傷などで組織が欠けたところにできる新生組織で、皮膚にできるのが一般的。ヒトでも傷痕が残り、隆起することがあります。それが肉芽組織です。

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    スマスロ『からくりサーカス2』にユーザーから厳しい評価 射幸性高い人気シリーズが直面する「2作目のジンクス」

  2. 2

    矢沢永吉が秋ツアーで"また"歴史を変える!「長者番付1位」と驚きの成り上がり秘話

  3. 3

    巨人ドラ1候補に花巻東・古城大翔が急浮上! 父はG戦士「振り向けば古城」、岡本和真の後釜育成急務

  4. 4

    安青錦3度目Vはアッパレだが、私の大の里への評価は甘かった。両横綱よ「13勝の壁」を破ってみせよ

  5. 5

    パチスロ愛好家の漫画家ユキヲ氏に聞いた 自作『邪神ちゃんドロップキック』パチスロ化への思い

  1. 6

    中京大中京から享栄へ、大藤監督が明かす“異例の転身”の真相

  2. 7

    東証で新たな動き…1月~7月までに上場廃止を選択する企業が過去最多のナゼ

  3. 8

    「墓じまい」に悩むシニア 費用や遺骨の始末より問題になる「家族の愛憎問題」

  4. 9

    長崎でも高市首相はスカスカ挨拶…戦争責任「反省なんかしておりません」95年の発言がSNSで猛拡散

  5. 10

    ヤクルト「早すぎた続投宣言」の代償…池山監督の来季続投決定後に泥沼、投手陣も崩壊