【漢字探し】「椛(モミジ)」の中に隠れた一文字は?(難易度★★★☆☆)/意外と知らない女ことば
【漢字探し】
知っているようで意外と知らない「ことば」ってたくさんありますよね。「校閲婦人と学ぶ!意外と知らない女ことば」では、女性にまつわる漢字や熟語、表現、地名などをピックアップ。
毎日頑張るあなたがちょっぴり得した気分になれますように…。
【校閲婦人と学ぶ!意外と知らない女ことば】
右側のつくりも同じだけど偏は異なる漢字探し。
急に寒くなりましたね。ホシコの住む東京のはずれの公園の木々も色づいてまいりました。
小さな頃は、落ち葉を集めて焚火をし、焼き芋を作ってもらったものです。昭和だねえ…。
真紅の葉が眩しい「椛」の中ににまぎれた女偏を探してみましょう。
【こちらもどうぞ】【“偏”探しクイズ】共通する偏をみつけて2文字の熟語を2つ作ろう(難易度★★★☆☆)
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【正解は…】
正解は「婲」。
「婲」の読み方は「だて」。「美しく容姿を整える者」という意味を持ちます。恥ずかしながら初めて知りました。美しい漢字だなあ…。
ところで「椛」は「紅葉」とも書きますよね。
「紅葉(こうよう)」と「紅葉(もみじ)」が同じ漢字って紛らわしくないですか?
実は、もともと「紅葉(こうよう)」と「紅葉(もみじ)」同じ現象を指しているんです。
「こうよう」は木々の葉が赤や黄色に色づく“現象”を表し、「もみじ」はその“色づいた葉”そのものを指します。
『もみじ』の語源は、布を染める際に色を揉み出す動作「もみづ」であり、葉が次第に色づく様子をこれにたとえたことから生まれたと言われています。(諸説あり)
つまり、同じ漢字で「変化(こうよう)」と「結果(もみじ)」を表しているんです。うまいこというな~。
参考:『日本国語大辞典』(小学館)
(日刊現代校閲見習い/ホシコ)
(コクハク編集部)


















