コンビニ各社の「大きいおにぎり」が受けたワケ…形崩れ防ぐ機械の進化だけじゃなかった
近年、コンビニ各社が「大きいおにぎり」を販売するようになった。従来品よりも一回り大きいものや、具が多い商品などがある。
ファミリーマートは2023年7月に重量が約1.5倍の「大きなおむすび」シリーズを発売。今年8月には「鮭マヨネーズと生たらこ」など2商品を新たに投入した。価格はおおむね200~350円であり、200円未満の従来品と比較して最大2倍となる。
セブン-イレブンは今年春ごろまで「一膳御飯おむすび」の名称で大サイズ品を販売していた。9月からは「旨さ相盛おむすび」の名称で展開。価格はいずれも300円超。ご飯の量が従来品の1.5倍であるほか、具を上部にも配置し「具材感」を訴求している。どのような層に受けているのか。
「大きいおにぎりは15年以上前からあったが、地域限定が多かった。各社が本格的に取り組んだのは2、3年前からで、売れ行きが好調なため全国展開に至った。従来品と比較して現役世代の男性を中心に売れており、1年で売り上げが1.8倍になった商品もある」(コンビニ本部の関係者)


















