著者のコラム一覧
武田薫スポーツライター

1950年、宮城県仙台市出身。74年に報知新聞社に入社し、野球、陸上、テニスを担当、85年からフリー。著書に「オリンピック全大会」「サーブ&ボレーはなぜ消えたのか」「マラソンと日本人」など。

ダルビッシュの変貌に重なる大リーグの変化…スポーツは変わるから面白いのだ

公開日: 更新日:

 今年も残りわずか。振り返れば、大谷、オオタニ、OHTANIの一年だった。オフには、巨人・岡本、ヤクルト・村上、西武・今井、楽天・則本ら有力選手が続々とメジャー挑戦を宣言と、変われば変わるものだ――。

 野茂英雄が球団との確執から渡米したのは1995年で、ドジャースとはマイナー契約だった。トルネードがあっと驚く13勝、最多奪三振。近鉄で通算78勝した日本のエースが“新人王”を授かった……当時のメジャーは「日本野球は2A」という評価だったのだ。現在の流れはそうも映るが、なめたものじゃない。

 日本の野球の最大の特徴は「試合数」だ。野球は複雑で、しかも瞬時の判断が求められる。慣れが必要だが、体系立った野球を子供の頃からこれだけこなしている国は他にない。好投手が育ち、好打者も生まれる。野茂の後を、松坂大輔田中将大、伊良部秀輝、吉井理人黒田博樹、佐々木主浩、斎藤隆、藤川、上原、岩隈……そうそうたる顔ぶれが「デカいのが」良かったメジャー野球を色彩豊かにしたと、私は思っている。

 スポーツの魅力は変化だ。失敗し、学んで、変わる。世の中ではかなわない変化・進化がドラマを生み出す。

■関連キーワード

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    TBS「ラヴィット!」の“テコ入れ”に不評の嵐! グダグダぶりを楽しむ独自性損失で視聴者離れ加速危機

  2. 2

    「おい、おまえ、生意気なんだよ」 野村監督は俺の挨拶を“ガン無視”、暴れたろうかと考えた

  3. 3

    「オールスター感謝祭」で“ブチギレ説教” …島崎和歌子は今や「第2の和田アキ子」の域

  4. 4

    NHK朝ドラ「風、薫る」巻き返しを阻む“最大のネック”…見上愛&上坂樹里Wヒロインでも苦戦中

  5. 5

    米国とイランが2週間の停戦合意も日本は存在感ゼロ…お粗末すぎた高市外交を識者「完全失敗」とバッサリ

  1. 6

    スピードスケート引退・高木美帆にオランダが舌なめずり “王国復権の切り札”として白羽の矢

  2. 7

    高市政権が非情の“病人切り捨て”強行で大炎上! 高額療養費見直し「患者の意向に沿う」は真っ赤なウソ

  3. 8

    ブチ切れ高市首相が「誤報だ!」連発 メディア、官邸、自民党内…渡る政界は「敵ばかり」の自業自得

  4. 9

    JFAは森保一氏の“囲い込み”に必死 W杯後の「次の日本代表監督」のウワサが聞こえない謎解き

  5. 10

    『エニイ・タイム・アット・オール』1964年のジョンのギターを聴くだけで元気が出る