阪神異例人事「和田元監督がヘッド就任」の舞台裏…藤川監督はコーチ陣に不満を募らせていた
阪神は6日、元監督の和田豊一、二軍打撃巡回コーディネーター(63)が来季のヘッドコーチに就任すると発表。就任会見に臨んだ同ヘッドが「正直なところ驚いています」と漏らしたように、異例の人事となった。
和田ヘッドは2012年から4年間、阪神で監督を務めた。退任後はシニアアドバイザーとして球団に籍を置き、23年には二軍監督として現場復帰。監督経験者が同じ球団で二軍監督になるのも珍しいが、ヘッドに就任するのはもっとまれ。まして藤川球児監督(45)は「ヘッドコーチはいらない」と発言したことがあったし、和田監督時代に選手としてプレーしていただけになおさらだ。
藤川監督は和田ヘッドの就任について、「自分がお願いした形になりました」などと説明したが、コーチ経験のある球団OBはこう言う。


















