卵価格の最高値更新が目前! 2年前の「エッグショック」に迫る勢い…町中華は閉店ラッシュ危機

公開日: 更新日:

「物価の優等生」と言われてきた卵の価格が、再び歴史的な高値となりつつある。

 JA全農たまごによれば、10日時点のMサイズ卵の平均卸売価格は1キロあたり335円。2年前に鳥インフルエンザ拡大の影響で過去最高値(345円)を記録した「エッグショック」に迫る勢いだ。背景には円安による輸入飼料の高騰や燃料費、人件費の上昇などがある。養鶏農家の営農コスト増が、卵の高値に直結しているのだ。

 今季はすでに、鳥インフルエンザも発生。今月に入り北海道恵庭市、新潟県胎内市の養鶏場で感染が判明し、被害が拡大している。

「現時点でも高値なうえ、鳥インフルエンザの脅威が高まっている。このまま感染が拡大していけば当然、さらに卵は高騰する。エッグショック超えは、すぐそこまで迫っています」(農水省担当記者)

 卵を扱う飲食店にとっては、大打撃だ。8日発表の東京商工リサーチ(TSR)の調査によると、今年は「中華料理店」の倒産が先月までに20件を数えた。年間20件に達したのは、コロナ禍だった2020年以来、5年ぶり。過去10年間でワースト1、2だった、16年の27件と20年の26件を上回る可能性もある。

■関連キーワード

最新のライフ記事

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    《タニマチの同伴女性の太ももを触ったバカ》を2発殴打…元横綱照ノ富士に大甘処分のウラ側

  2. 2

    日本ハムは「自前球場」で過去最高益!潤沢資金で球界ワーストの“渋チン球団”から大変貌

  3. 3

    高市首相が天皇皇后のお望みに背を向けてまで「愛子天皇待望論」に反対する内情

  4. 4

    年内休養の小泉今日子に「思想強すぎ」のヤジ相次ぐもファンは平静 武道館での“憲法9条騒動”も通常運転の範囲内

  5. 5

    新庄監督にガッカリ…敗戦後の「看過できない発言」に、日本ハム低迷の一因がわかる気がした

  1. 6

    『SHOGUN 将軍』シーズン2撮影中の榎木孝明さん「世界的な時代劇映画のプロデュースに関わりたい」

  2. 7

    横綱・豊昇龍が味わう「屈辱の極み」…大の里・安青錦休場の5月場所すら期待されないトホホ

  3. 8

    和久田麻由子アナがかわいそう…元NHKエースアナを次々使い潰す日テレの困った“体質”

  4. 9

    あの細木数子をメロメロにさせて手玉に…キックボクサー魔裟斗のシタタカさ

  5. 10

    細木数子と闘った作家・溝口敦氏は『地獄に墜ちるわよ』をどう見たか? “女ヤクザ”の手口と正体