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金森たかこマナー講師

大阪府出身。ビジネスマナー講師として、企業や行政機関などで講演・研修・コンサルを行う。フリーアナウンサーとしても活躍。

小寒の時期に旬を迎える寒鰤はめでたい「出世魚」だが、関東と関西では呼び名が異なる

公開日: 更新日:

1月 季節のめぐり編

 2025年、新しい年が始まって7日が経ちました。本連載も新年1回目を迎えます。本年もどうぞよろしくお願いいたします。

 今日は7日、人日の節句です。この日は「七草の日」とも呼ばれ、春の七草とされるセリ、なずな、ごぎょう、はこべら、ほとけのざ、すずな、すずしろの7種類の野草を刻み入れた「七草がゆ」を食べ、一年の無病息災を祈る風習があります。

■花びら餅

 新春の食べ物といえば、おせち料理やお雑煮、七草がゆ、鏡開きのぜんざいなどがありますが、平安時代から続く伝統的な和菓子「花びら餅」も、この時季ならではの一品です。

 花びら餅は、薄い求肥で白味噌あんや甘く煮た細長いゴボウを包み、半月形に仕上げた形が特徴の和菓子で、主にお正月や茶道の初釜に用いられます。

■二十四節気(にじゅうしせっき)

 二十四節気とは、一年を太陽の動きに合わせて24の期間に分けた暦法で、季節の移ろいを漢字二文字で表しています。現在は初日だけを指すことが一般的ですが、元々は初日から数えて15日間のことでした。

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